英会話学習に必要なこと~スピーキングトレーニング
日頃、英会話学習者に足りないと感じることは、話す訓練です。
簡単な英文(中学程度)を繰り返し、口に出す反復練習を
ここでは、スピーキングトレーニングと呼んでいます。
今回は、このスピーキングトレーニングについて、お伝えしたい
と思います。
英会話はスポーツ~基礎トレーニングが必要
スポーツをされたことがある人は、基礎トレーニングがいかに
大切かがお分かりだと思います。基礎トレーニングなしで、
試合に勝つことはできません。英会話の場合、この基礎
トレーニングにあたるのが、「スピーキングトレーニング」です。
そして外国人といきなり会話することになることが試合と言えるか
もしれません。
例えば、テニスや卓球では、素振りをして、型を身につけます。
この素振りをしっかりしないと、相手からくる球に、
反応できません。
これを英会話でいうと、基礎になる英文パターンの型を習得する
トレーニングです。いきなり話しかけられても英語がでてきませんよね。
瞬間的に英語を話せるようになるには、スポーツと同じように、
トレーニングが必要です。
英語の資格(TOEICや英検)をもっている人で、英会話が苦手な方や
英会話スクールで長く受講していても手ごたえがなかったら、
このトレーニングが不足しているからと言えます。
英文でなく、単語だけでも意思疎通は図れますが、説明不足
になったり、思いが伝わらなかったりします。ですから、
スポーツ同じように、スピーキングトレーニングで、
基礎力をつけることが、長期的にみると、
英会話習得の早道となります。
スピーキングトレーニングに必要なのは中学英語レベル
私は学生時代、英会話が苦手でした。大学生(英文学科)の時、
大学の米人講師とシェアハウスをしました。でも話したいことの
半分も言えなくて、悔しい思いをしました。
その後、社会人になり、あるきっかけで、中1、2程度の
英会話のテキストをマスター*したころから、
自分が日本語を介さず、英語を英語のまま理解し、
話していることに気づきました。
(*英会話のテキストを暗記、音声を聴きながら、
アウトプットの練習)
目から鱗でした!
そうです。単語をたくさん覚えたり、英文を多読しなくても
中学程度の基本的な英文のパターンを身につけることで、
日本語を介さずに英語を英語で理解すること(英語回路)
ができるようになります。
自分の言いたい事は、ある程度、中学レベルの英語で
言えるのです。
中学生の時に、このトレーニングをすれば、基本的な日常
会話を習得できることになります。その後は、オンラインや
オンサイトのスクールで、もっと高度な英会話を習うことが
できると思います。こうなるのが、私の夢のひとつです!
これから、人口が減る日本においては、
語学力の高い人材がますます必要になると思います。
スピーキングトレーニングにもメニューが必要
スポーツでは、トレーニングメニュー(素振り、筋トレ)を
コーチや監督が作ってくれますが、英会話でも、
トレーニングの順序や方法が大切です。例えば、
最初に発音の基礎を勉強すると、スピーキング力と
リスニング力をより効果的に上げることができます。
更に、英文法の基礎も知っていると、トレーニングが
スムーズにいきます。筋トレと同じように、効果的な
順番があるのです。
適切な学習メニューがあれば、短期間で、
頭に英語回路(英語を英語のまま理解)ができます。
私はそれを「英語回路を作るスピーキングトレーニング」
と呼びます。
まとめ
・英会話はスポーツ~基礎トレーニングが必要
・スピーキングトレーニングに必要なのは中学英語レベル
・スピーキングトレーニングにもメニューが必要
具体的にどのようなトレーニングをするのか、
学習メニューについては、別ページの
「英語回路を作るスピーキングトレーニング」をご覧ください。
最後まで読んでいただいて有難うございます。
Kay