オンライン英会話を効果的に使おう!
5年ほど前、わずかな期間ですが、ブログを書いたことがあります。その後、続けることができなくて、退会したのですが、その中に、「オンライン英会話の効果的な使い方」という記事がありました。。。5年経った今でも、役に立つところがあるのではと思い、そのまま、公開したいと思います。
このきっかけは、たまたま、この記事に出てくるフィリピン人講師に、今(5年後)の日本人受講生についての話を伺う機会があったことです。他のベテラン講師からもお聞きし、講師の側から見た日本人受講生の事を、後日、書いてみたいと思います。
まずは、2015年3月のブログです。
目次
主導権を握ること
ー自分の英会話目的を明らかし、どんなレッスンを受けたいのかを伝える。ー
オンライン英会話の先生方は、1日に何人もの生徒を抱えていますので、個別の進捗状況まで把握できていません。
ですから、先生のペースで勉強すると目標を達成するのが遅くなります。せっかくのプライベートレッスンなのですから、自分のために時間を使ってもらいましょう。
たとえば、学校指定のテキストを選ぶとしたら、いつごろまでに終えたいかぐらいは、計画を立てた方がいいです。受身の授業だと先生の良し悪しのせいになり、何となく月日が過ぎていくということになると思います。これは、一般の英会話学校でも同じことが言えると思います。
私の場合は、レッスン希望を聞かれたら、必ず、無造作に質問を出してもらい、その質問に対して私が意見を述べるという形式をお願いしました。時間も設定します。話題が盛り上がり、長くなることもありましたが、先生の意見やコメントからも多く学ぶことができました。
先生に何のためにレッスンを受けたいのかを伝えた方が、先生の協力も得られます。
とは言っても初級者にとって、思うように言いたいことが言えないので、レッスンを取るのですよね。その場合、レッスンの前に、自分で簡単に英作して、レッスン内容希望の欄に送るか、直接先生に伝えるかした方がいいと思います。
もし、このような事前の準備ができないとか、英作できないというレベルでは、あまり上達効果は期待できないと思います。それでもどうにかして、上手になりたい人は、次の方法を取ってみてください。
録音をすること
ICレコーダー、スマホでもいいので、レッスンを録音してください。録音した音声を何度も聞くと、分からなかった先生の質問や聞き逃した単語等が分かってきますし、自分の英語がいかに下手かを確認できます。つらいことですが、自分の本当の英語力を知るのは大切です。
さらに、自分では、xxxxと言っているつもりでも、録音したものを聞くと、xxxxに聞こえないということもありますし、自分の言っていることなのに、何を言いたいのか分からないこともあります。私の経験です(笑)。
この場合、レッスン数よりも質を重視し、レッスン数を少なくし、復習に力を入れた方がいいと思います。
中級以上の方にとっても録音することで、自分の英語の癖が分かります。英文の間に、必ず、「え~と」「ん~」などの余計な音に気づいたり、自分の発音の確認ができたりします。定期的に録音して、自分の会話をチェックしてみてください。
メッセージボックスをうまく利用すること
初心者の場合、例えば、自己紹介の文を考えたとします。その文をレッスンで発表しますよね。その際、先生は会話を妨げないように、少々間違えていても、Very Good!なんて誉めてくれたりすると思います。
でも、それをそのままにせず、「すみませんが、私の今の英語をチェックしていただけますか?」ってお願いしてみたらどうでしょう。メッセージボックスに貼り付けると、すぐに書き換えた文を送り返してくれます。その文をしっかり暗記するといいと思います。
私も、こんな表現使うのかなって迷ったら、メッセージボックスに入れて、よく添削をお願いします。ネイティブらしい表現になり助かります。
会話を重視すること
受講生に大変人気のあるオンライン講師に、「伸びる生徒さんとはどんな生徒さんですか?」という質問を投げましたら、「自分から会話をしようとする姿勢の生徒さん」という答えがきました。
逆に伸びにくい生徒さんといえば、「文法を聞くなど、細かいことに注意が向きすぎ、会話をする時間があまり取れない生徒さん」とのことでした。
文法など分からないことをレッスン中に聞くのは、本当にもったいないと思います。先生としては、間違いを恐れずに話してほしいという気持ちが強いんです。日本人である私は、文法を聞く生徒さんの気持ちがよく分かります。でも、文法は、外国人の先生でなくて、先に日本人の先生習った方がいいと思います。
まとめ
・主導権を握ること
・録音すること
・メッセージボックス(チャットボックス)をうまく利用すること
・会話を重視すること
・まとめ
いかがだったでしょう? 読者の中には、「すでに実行しています」と言う方もいらっしゃると思います。それも嬉しいです!
最後までお読みいただき有難うございます!