性別の英語表記って分かりますか?LGBTQ 性別の英語表記~Xジェンダー対応パスポート
私が初めて、性別の英語に興味を持ったのは、大学生の時。
ヨーロッパ旅行のため、パスポートを取得した際に、
性別のところに、F?なぜだろうって思いました。
今回は、性別の英語表記についてお伝えしますね。
男性、女性って英語で何と言うの?
英語で、男性は、man, 女性は、womanと言いますよね。
でも、パスポートには、性別/Sexのところに、
男性の場合はM、女性はFです。
「あれっ」と思われた方も多いと思います。
Mは、male [meil] メイル(雄、男性、男子)の略で、
Fは、femail [fíːmeil] フィーメイル(雌、女性)の略です。
Mは、manの省略ではないんですね。
更に、パスポート申請の時、性別が英語でsexという事も驚きでした。
最近は、男性、女性の区別だけでなく、他の表現が増えてきました。
多様な性別表現、LGBTQ
Lは、Lesbian(女性同性愛者)lézbiən レズビアン
Gは、Gay(男性同性愛者)géi ゲイ
Bは、Bisexual(男女問わず両性愛者)baisékʃuəl バイセクシュアル
Tは、Transgender(トランスジェンダー)複数の性同一性の総称、
Qは、Queer (変わり者;以前は差別語)kwíər クウィア もしくは
Qestioning (性を決めかねている人) kwéstʃəniŋ クウェスチョニング
LGBTQとは、これらの単語の頭文字を組み合わせた表現です。
さて、LGBTQが申請書の性別表記にどのような影響を与えているので
しょうか?パスポートや申込書を見てみましょう。
申請書の性別の英語表記
日本のパスポート
申請書の性別の欄は、以前から変わらず、M(男性)、F(女性)
です。申請書は全国同じです。
では、海外ではどうなっているのでしょうか?
海外でのパスポートの性別表記については、X(unspecified)
やU(unknown)を選択できる州や国も増えているそうです。
*unspecified、unknown (不明の 未詳の)
トロント現地情報さんの記事をご参考になさってください。
平成3年10月27日 米国務省は、これまで性別欄は、男女どちらかしか
なかったパスポートから、「Xジェンダー」対応のパスポートが
発行されたと発表しました。これにより、LGBTQなど性的少数者に
新たな選択肢が与えられました。
アメリカの非営利教育団体の入会申込書
私は、Toastmasters International(トーストマスターズ)の
メンバーなんですが、
*アメリカ発祥の国際NPOで、コミュニケーションとリーダーシップの
スキルを学ぶクラブ
その入会申込書を見てみると、
1996年の入会申込書(英語)には、 □Male □ Female でしたが、
2020年の入会申込書(英語)には、
□Male □ Female □Non-binary □Decline to respond
となっています。
*Non-binary (ノンバイナリー 男性でも女性でもないと認識している人)
Decline to respond (回答を控える)
2020年の日本語版の入会申込書には、
□ Male | 男性 □Female | 女性 □Other | その他
となっています。
このように、書類における性別英語表記も時と共に変わって
きています。
そういえば、習い事やセミナーに申し込む時、
以前は、必ず年齢を書く欄が必ずあったと思いますが、
最近は、年齢を書く機会も減ってきましたよね。
このような変化、皆さんもお気づきになりますか?
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ました。有難うございます。
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