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祖母の病室にいた忘れられない人々

祖母の病室にいた忘れられない人々

 

今回は、ずっと前…私が学生の時の体験で、祖母の病室にいた

忘れられない3名の人のことをご紹介したいと思います。

 

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 祖母の入院

母の姉の家族と住んでいた祖母は、脳卒中で半身不随になり

寝たきりになりました。国立病院で治療を受け、病状が

落ち着いたところで、田舎の病院に移されました。

 

私の母は、7人兄弟でしたが、皆、遠方にいたり、仕事が

あったりして、祖母の付き添いをするのが難しかったため、

私の母が毎日、バス、列車と乗り継ぎ、片道2時間は

かかる病院に通っていました。

 

その頃、祖母は、床ずれを患っていましたので、

母を毎日待ちわびていたようでした。

 

祖母は、3,4人の患者さんがいる病室にいました。

 

看病していたおじいさん 

祖母の右隣りのベッドには、祖母と同じくらいの年齢の

おばあさんが入院していました。祖母と同じで、寝たきり

言葉もあまり発することができない方でした。

 

毎日、近くに住むおじいさん(ご主人)通ってきて、

献身的に看病されていました。おばあさんから一時も

離れようとなさいませんでした。

 

ある日、私は、ちょうど、そのおばあさんがお亡くなりに

なる時に、居合わせてしまいました。おじいさんが、

泣き崩れながら、

「おいもすぐに行くけんね(私もすぐに逝くからね)

と何度も繰り返されていたのを覚えています。

 

それから、おじいさんは1週間ぐらい経ってお亡くなりに

なったと母に聞きました。看病をされている時は、

決してご病気だとはお見受けしませんでしたから、

母と私は、おばあさんを追って本当に逝かれたのだと

思いました。

 

いつも泣いていたおばあさん

もう一人の方は、祖母と反対側のベッドにいるおばあさん

(祖母よりはお若い感じ)でした。病院に移ってこられたばかりで、

私が祖母の病室にいる間中、しくしく泣かれていました。

 

母に聞くとずっと泣かれているとの事でした。そして、なぜか誰も

お見舞いに来られないとも聞きました。

 

間もなくしてお亡くなりになったようです。そして、母が知る限り、

最後まで、お見舞いに来る方がいなかったそうです。

 

私は、その患者さんの事は、何も知りません。でも、お見舞い客が

いないということだったので、ご病気になる前に、人との関係が

よくなかったのかもと推測しました。流されていた涙は、これまでの

行いの後悔の涙だったのではないかと勝手に思いました。

 

そして、最後に、私の母のことです。 

祖母を毎日見舞った母

祖母の看護は、5,6年続き、母は、一日も休まず、祖母の病院に

通いました。

 

ある日のお昼休み、母が昼食を階下に食べにいった間に、

祖母は静かに息を引き取りました。母はしばらく思い出しては、

胸をつまらせていました。

 

祖母が母に黙って逝ったのは、母にゆっくりお昼を取って

もらいたかったのではないかと思います。

 

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 それから、30年ぐらい経ちました。

母の体調不良

母の様子がなんとなくおかしいと気づいたのは、私がアメリカで

働いていた時でした。両親は、決して、私に手伝ってほしいとか

口に出して言ったことはありませんでしたが、私は仕事を辞めて、

実家に帰ることを決めました。

 

義務感や両親の希望とかではく、ただ母のそばについていて

あげたいと思ったからです。母が献身的に祖母の看病をしている姿を

見ていたことも理由のひとつだったと思います。

 

 親の姿を見て、学ぶことは多いと思います。言葉にして言われなくても

子供は感じ、覚えています。それが良いことも、悪いこともです。

 

祖母の病室で見た人々は、私が死を迎える時に、どのような姿で

いたいのか、そのためにはどう生きるべきかを教えてくれて

いるように思います。

 

願わくば、ひとりでも愛する人(家族、親戚、友達)がそばにいて、

泣かずにこの世からさよならできたらいいなあと思います。

 

近々、英語コーチング体験セッションを募集します。

  このブログでご案内いたしますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

  ここまでお読みいただき、有難うございました。Kay

 

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