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カルフォルニア バークレイ バス乗車~恥ずかしいと思った事

カルフォルニア バークレイ バス乗車~恥ずかしいと思った事

 

乗り物 時間に余裕派かギリギリ派か? 

皆さんは、電車やバスに乗る時、余裕をもって家を出るタイプですか?

それとも発車時間ギリギリで乗るタイプですか?

 

私は、高校生の時から公共のバス、列車を待つのが苦手で、

いつも発車時刻にちょうど間に合うように行動する習慣がありました。

 

社会人になってからは、待ち合わせや時間に余裕を持つように

なりましたが、それでも公共の乗り物に取る場合は、逆算した時間で

動くことが多かったと思います。

 

そんな私が心を入れ替えるような出来事がありました。

 

ギリギリ派 バークレイでバスに乗る 

今から、15年ぐらい前になると思います。その当時、バークレイに

住んでいたギリギリ派の私は、近くのバス停からバスに乗ること

になりました。

 

時刻表は前日に、確認してましたので、そろそろ、バスが来る頃。

でも、バスはなかなか来ません。日本ではこんなに遅れることはないので、

すでに出てしまったのかと心配しました。

 

しばらくすると、バスが来ました。大学に行く日だったので、

予定より遅れるなって少し焦りを感じていました。

 

バス乗車~恥ずかしいと思った事 

しばらくして、バス停でバスが停まります。すると、いきなり、

真ん中のドアが両開きのドアのように、ばあ~て空きました。

見ると、車いすの方が、バスに乗ろうとしていました。

 

介助者はいません。運転手さんが前のドアから降りて、

車いすの方のところに行きます。すると、車いすを乗せる

ステップが自動で下りてきました。

 

私はびっくりして、見ていたのですが、実は、内心、

「ええっ、乗るんだ。ということは、ここでしばらく時間を

取るので、予定より遅れてしまう。。。

こんなことを考えていたのです。

 

運転手は、しっかり、丁寧に障害者と車いすをバスに運び入れ、

所定の場所に車いすを誘導。その間、それほど時間は取ってないと

思いましたが、待っていると時間が止まったように感じました。

 

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運転者も障害者の方も慣れた感じで、穏やかな顔。

 

それまで日本のバスに乗っていたので、その光景は

印象的でした。

今でこそ、日本にも車いす対応のバスがあるようですが、

その時は、「車いすの方が、介助者なしでバスに乗る?」

「バスの真ん中のドアが大きく開く?」

ってびっくりしました。

 

それから、私は、「遅くなる。。。」なんて考えた

ことをとても恥ずかしく思いました。

自分の時間のことばかり考えていて、

周りの事を見ていない自分に気が付いたのです。

 

バークレイでは、バスの時間があってないようなもの。

障害者に優しい町でした(バークレイは、ホームレスの

人々にも手厚かったり、福祉の充実した市でした)。

 

私は、その日以来、バスに乗る時は、

余裕を持って、ゆったりした気持ちで乗るようにしました。

約束の時間がある場合は、早く家を出ればよいのです。

 

音楽を聴きながら、周り人や風景を楽しむ。見えなかったものが見えて

くるような気がしました。時がゆっくり流れるんです

 

日本に帰ってきたら

私の町のバスは今も同じ形。乗車口には大きな段差があります。

この田舎町では、特に、バスの時刻は、正確です。

運転手さんがバス停でバスを停めて、時間の調整をしているのを

見ることがあります。

私はその時間に頼り、以前のギリギリ派に戻る時が

あります笑。

 

乗り物が、時間に正確であることは、素晴らしいと思います。

ただ、年々、バスの乗客が少なくなり、以前より本数が減っていました。

このままいくとバスがなくなってしまいます...

 

お年寄りや障害者、ベビカーを持つ方々の意見を聞く時かもしれません。

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

 

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