自分を変えていく方法～素直になるとは～ブログを通しての経験
皆さんは、何かが心の重しとなり、なかなか前に進めなかったり、
同じことの繰り返しをして、成長のない自分を感じる時はありませんか？
頭では分かっているのに、気持ちがついていかない….
先日、丁寧に生きるさんから、お勧めのあった
大愚和尚の動画「自分を変えていくヒント」を視聴させていただき、
とても勉強になりました。
大愚和尚の動画では、自分がよく見えていない人のことを、
「窓から飛び込んできたハエ」に例えられています。偶然、部屋の中に
迷いこんできたハエは、出口を探して、何度もガラスにぶつかります。
「10ｃｍずれると、外へ出る隙間があるのに、ハエさんは気付かないのです。」
と言われた時は、自分のことのように思って、苦笑しました。
自分では見えない時があります。
大愚和尚は、「自分を変えていくヒント」を「素直になること」と言われています。
このことは、何をするにも大切なことだと思います。
今回は、「素直になること」が、自分の出口につながった体験を
お伝えしたいと思います。
ブログを書くのがなんだか重苦しくて
私がブログを始めるきっかけですが、田舎の実家に戻り、
ネットを使ったお仕事に切り替えていく必要があると
思いました。その最初の一歩がブログでした。
アメブロを書き始めたのは、6年程前だったと思います。
わずか2か月で、書けなくなりました。元々、書く事が苦手だし、
発信するような価値のある記事を書く自信もなく、自滅したのです。
それから、5年程して、自分の時間が増えたこともあり、
ネットでの仕事を、真剣に考えるべきだと思ったのは、
コロナが始まる少し前のことでした。
専門家にサポートを求める
ご縁があり、長崎県よろず支援拠点というところに、
経営相談窓口があり、専門分野を担当する相談員の方々が無料相談を
受付られていることを知りました（他県にも同じような支援が
あるのではないでしょうか）。
私のように、仕事で一歩を踏み出せない人も、後押しをしてくださる
先生方がいらっしゃったのです。
相談員の先生方とお話して、私がもっとも苦手とすることに
挑戦していかなければ、先に進まないということが分かりました。
ブログを書いたり、HPを作ったり、SNSを利用したりして、
発信する人になるということでした。
匿名ではだめなのですか？
発信をする場合は、できるだけ、本名、経歴（職歴等）を詳細に
書くよう言われました。
これは、ショックでした。一番、気持ちが乗らないことだったからです。
経歴等の書き方のアドバイスも受けました。自分の人生の棚卸をするのですが、
恥ずかしいとの思いだけでしたが、作業としてやりました。
アメブロで挫折があったので、はてなブログをスタートすることに
しました。私にはなぜか中学卒業以来、劣等感がありました。
というのは、どの分野でも成績があまりよくなく、劣等生だったからです。
英語の分野でも、優秀な人達がたくさんいます。先生方や先輩たちと比べると、
私なんか、こんなに偉そうにネットで情報をのせていいのだとうかと
いう思いに悩みました。こんなでしたから、発信することを考えただけでも、
「重苦しい日々を」を過ごしました。
素直になること
それでも、先生方のアドバイスにはできるだけ、従いました。
HPを自分で作る際には、自分の写真を載せるよう言われました。
クラクラとめまいを起こしそうでした。なぜなら、情報を掲載したら、
まるで、日本人全員にお知らせするような感じだったからです（笑）。
先生方曰く、発信した内容は、すぐにアクセスがあるわけではないので、
心配しないよう、笑って励まされました。
どうしても、抵抗したのが、いくつかあり、そのひとつは、
年齢に関することで、書かなかった部分もあります。
1年と4か月経って大きな変化
はてなブログを始めて、1年4か月。
もし、私が自分のプライドや固執のために、先生方のアドバイスを
素直に受け入れなかったら、私は、「窓の隙間を見つけられず、
窓ガラスにぶつかっているハエ」のままだったのではないかと思います。
先生方は、その専門知識から、窓の隙間10センチに行けるように、
私へアドバイスをしてくださったと思うのです。私は自分を守ることばかり
考えていたのですが、先生方は、「お客様の視点」から考えたうえで、
教えてくださっていたのだと思います。
ネットで発信することについて、徐々に抵抗がなくなっていたのに
気づきました。逆に、自分のブログやHPから励みを得る時もあるのです。
等身大の自分を受け入れること
大愚和尚は、動画で、大切な事は、「素直になること」と同時に、
「愚かになること」と言われました。自分をよく見せようとしないこと、
自分の等身大を受け入れることです。
なるほど、私は、人によく見せようとするから、つらくなるのだと思いました。
私は、「この程度の人です」と素直に自分を受け入れると、
楽になることに気付きました。
私のブログやHP を見て、人からどう思われようと、
今の自分を受け入れて、進んでいくしかないと思っています。
そう考えると、前よりも心が楽になりました。
窓の隙間を探したら....
先日、あるサイトで、講師登録をする際、ブログやHPがあれば、
記載してくださいとありました。申請後、すぐに講師資格の承認を
いただいた時には、ブログやHPがあって良かったと思いました。
初めに戻りますが、英語学習、スポーツ、仕事、なんにおいても、
行き詰まることがあります。前に行こうとしても、自分のプライドや
固執が邪魔をする時があります。年齢が高くなればなるほど、
その傾向は強くなります。
先生、指導者、尊敬する人のアドバイスがあれば、素直に受け入れ、
行動すること。私は、そうすることで、10cmの窓の隙間を
見つけることが可能であることを学びました。
そして、窓の外に出て、自由になると、今まで、自分では見えなかったこと、
想像もしていなかったことが起こるかもしれません。
なぜなら、人には無限の可能性があると信じていますから。
大愚和尚のお話は、まだまだ理解していないところがあると思いますが、
今後も、「素直になる」ことを心がけていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、有難うございました。
